ホールを貸切

いい大人になると急激に上達することは難しい。びよら弾きです。

楽器の技術が足りない分わずかな「財力」に頼ってしまう。弓の毛替えも高いものにランク上げ、弦も金メッキに、松脂もどこそこ製にとかすれば上手に弾けるらしい。。。お金で技術は買えないのになんとか涙ぐましい努力と妄想をするオトナ愛好家達のなんと多いことか。😜びよら弾きがそうです。まず練習しなさい、松脂ごときでアンタはあまりかわらへんで。

そんなこんなで隣の源次郎さんが歌っていらっしゃいます。

♪松脂ばかりが松じゃない♪

♬時計を見ながらただ一人♬

♫弓にヌリヌリ気をもんで♫

あなた待つのも松のうち～　

 また、遅刻かよ！ごめんなさい　（松脂小唄　しらんがな）　

失礼、話を戻しましょう。

だからというわけではないですが、花音はなんとホールを貸切りました。題してオトナ借り。ホールもある意味楽器の一部です。素晴らしい響きです。弦や松脂を上等に変えてもここまで上手になった気はしません。音響豊かなホールで弾く事はきっと上達に繋がるはずです。でも先生のお言葉によると響きが良すぎてずれまくりだそうです。ただでさえそろえるのが難しいブルックグリーン組曲。よ~くほかのパートを聞きましょう。まだ間に合います。

良いホールで弾くのはほんと良い思い出ですよ。けしてこれは妄想ではありません。

（びよら弾き）