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八分の六拍子

びよら弾きです。今日のレッスンは韃靼人、トトロ、ホルストのダンス、踊りあかそうとてんこ盛りです。少しお休みをいただいていた時期もあり、びよら弾きは久々の曲ばかり。これから挽回せねばならないと思っていたらボランティア演奏会まであまり日がないことがわかり、焦って間違いまくってました。でも花音の皆さんはおやさしい。先生の厳しいご指摘にも温かいオーラを感じています。みんなで上手になっていこうってね。

 

「高速道路に合流する」難しさがあるとここで話題になったホルスト3楽章のダンス。これは八分の六拍子です。「なんか四分の二拍子に聞こえるよ」と先生。八分の六拍子は三拍子が二つくっついた同じ二拍子系なのですが、実は似てて非なるもの。どこかで読んだ本によると六拍子のほとんどが揺れるような感じをもたらすものだそうです。ゆっくりの場合は子守唄、でも速度が上がれば「異常な興奮」を生じさせると。う~ん、今の私たちの演奏はいわば盆踊りの二拍子。先生のお言葉を借りると「ダンスの優雅さが足りない。四分音符の響きがたりないのよ。弾き方考えないと。」なんと高度なアドバイスでしょうか。 盆踊り大好き日本人が苦手とされるこの拍子大きな課題ですね。

 

これに限らず弾く技術にはどうしても限界があります。たくさんの時間をかけて練習しても、逃げ出したくなるような音しか出せないときもあります。でも最後まであきらめずに、細かく練習したんだよね、ってわかる演奏はそれなりに人の心を打つって信じているんです。だって、プロの方でもあまり準備しないで演奏されたら、ふ~んって感じで感動しないってことってあるじゃないですか。(おまえに何がわかるんか。まあそれでも何億倍何兆倍も無限大におじょうずなのですが。)さあ、今からでも練習しよう。

このブログを見てくださってる方へお礼にうちの冷蔵庫にある夏のフルーツをおすそ分けします。(なんやそれ)

 

 

千葉県白井の幸水は絶品です。それから今が盛りのイチジクとネクタリン(桃の仲間)今から全部いただいて気を取り直して練習しますよ。

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コメント: 2
  • #1

    セロ弾き3号 (水曜日, 23 8月 2023 09:40)

    どおりで..異常な興奮状態は8分の6拍子のだからですか。なるほど!と言いたいところですが、個人的には、盆踊りの興奮とも違い、首都高合流の恐怖と緊張から何故かアドレナリンが出ているようです。
    折角ですので、8分の6拍子の異常興奮とやらを体感してみたいものです。

  • #2

    バイオリーナ (水曜日, 23 8月 2023 17:10)

    難しいことはわかりませんが、たーた・たーたのリズムが蹴つまづく自覚ありです。
    本番は、かっこよくキメたいですね!