一昨日、5月15日(日)の夜9時からETVで指揮者なしでベートーベンの第九を弾くという特番を放送していました。
ご覧になられた方はおられますか?
通常、オケでは指揮者のタクトに合わせて演奏します。最初の音をだすタイミングも指揮者のタクトが振り下ろされる瞬間を見て決めますしテンポの変化、音の強弱も指揮者のタクトや体の動きから読み取ります。
第九という大曲を指揮者なしで、演奏するというある意味ちょっと無謀な企画でしたが、曲を作り上げていく過程が大変興味深く、演奏者達の音楽づくりの
意気込みに共感できました。
見逃した方はNHK+で見られますので、是非、ご覧になってください。
(視聴できるのは5月22日午後11時まで)
https://plus.nhk.jp/watch/st/e1_2022051508206?cid=jp-69WR9WJKM4
さて、上のオケとはだいぶレベルは違いますが、私たち花音もいつも指揮者なしで、演奏しています。
今日は、モーツァルトのディベルティメント1、2、3楽章とサウンド・オブ・ミュージックを練習しました。
音を出す合図は通常はコンマス(コンミス)ですが、曲や楽章によってはセカンドだったり、チェロだったり、ビオラだったり様々です。
そして曲のテンポは一番細かい音符を弾いているパートに合わせて演奏するというのが基本ですが、旋律を奏でるパートに刻みのテンポを合わせる場合もあります。
とにかく、どんな場合でも各パートの音を聞きながら弾くというのが基本中の基本で、これがアンサンブルでもっとも大事です。
今日は、ディベルティメント担当のHさん、サウンド・オブ・ミュージック担当のSさんの的確な指示のもと「ああでもない、こうでもない」といろいろ試行錯誤しながら充実した練習ができました。
曲担当のHさん、Sさんありがとうございました。
来週5月24日は、ミニ・コンサート後初の鶴谷先生のレッスンです。
(T.T)
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びよら弾き (金曜日, 20 5月 2022 23:12)
Hです。その番組見ていなかったので教えていただきありがとうございました。
見ました見ました。 より良い音楽作りのためにメンバーそれぞれが忌憚なく意見を言う姿、とても共感できました。花音もほんと、実は同じことしてますよ。ただ、いい提案があってもなかなかその通りにできないことだらけですが、実は心意気は同じなのです。�